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福岡県立久留米高等学校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

本校の沿革は、明治41年(1908年)に開校した久留米女子職業学校が設置されたことから始まります。以来、幾多の変遷を経て、県立に移管され、昭和24年(1949年)に福岡県立久留米高等学校が発足されました。創立以来、117年目を迎える県内有数の長い歴史を有する学校です。卒業生は、日本国内外を問わず、様々な分野で活躍されています。現在は、全日制課程普通科と英語科を設置し、人材育成のさらなる充実を図っています。

本校の校訓は、「誠実・叡智・気魄(せいじつ・えいち・きはく)」です。「誠実」は、思いやりの心をもち、誠実に生きること。「叡智」は、物事の本質を見通す知性と教養を身につけること。「気魄」は、身体を鍛え、旺盛な精神力を培うことです。永きにわたり先輩方が受け継いでこられたこの校訓は、時代を超え、この久留米高校で学ぶ若者たちの羅針盤となっており、本校の教育の礎でもあります。

本校は、卒業生の方が作ってこられた校風を大切にしながらも、生徒の自主性を尊重し、生徒自身がクリエイティブな考え方で自ら新たな価値を創造していく雰囲気があります。思いやりの心をもちながら、お互いに切磋琢磨し、勉学はもちろん、学校行事や部活動に全力で取り組んでいます。そして、皆さんの成長を願う教職員や同窓・地域の方々、専門のスタッフが学校生活の様々な場面で生徒を支えてくれています。

見上げれば、真っ青な空が見える校舎で、生徒全員毎日頑張っています。

このウェブページには、本校の学校行事、部活動や進路実績など多くの情報が掲載されています。是非御覧いただき、本校の魅力をさらに知る一助にしていただければと思います。


学校長 鈴木 寛



令和7年度 教育目標


学校運営方針

<学校像>
(1)すべての生徒が安心して学校生活を送り、確かな学力と豊かな人間性を身に付けられるように、信頼を基盤とした学校づくりを推進する。
<生徒像>
(2)自他を尊重し、自ら考え、判断・行動し、生涯にわたって社会の変化に主体的に対応して生きていくことができる生徒を育成する。
<職員像>
(3)指導力向上のため常に研鑽に努めるとともに、生徒の「学び」「心」「挑戦」に寄り添いながら、その成長を支援できる職員及び職員集団を目指す。


本年度の重点目標

(1)主体的に適切な判断ができる資質・能力の育成を図り、失敗を恐れず物事に積極的に挑戦させることにより、生徒の人間的成長を促す。(人材育成)
【具体的目標】
ア 教育活動において、生徒が自己決定し行動する機会を積極的に設定する。
イ 生徒理解や生徒の発達・育成に係る専門的知識を得るための職員研修を行う。
ウ 在学中にほとんどの生徒が成年年齢に達することを踏まえて、自立した大人として必要な知識を身に付けさせるとともに、適切な規範意識と判断力の育成を図る。
エ 生徒が校内外の活動を通して他者や地域に貢献できる機会を積極的に設定する。

(2)主体的・対話的で深い学びを実現するための授業改善を通して、知識・技能の習得、思考力、判断力、表現力及び主体的に学習に取り組む態度の育成を図る。(教務)
【具体的目標】
ア 観点別学習評価の適切な実施を通して、評価と一体化した指導の充実を図り、指導と評価の改善サイクルの確立につなげていく。
イ 授業改善アンケート等をもとに教科会等で検討し、授業や課題の提示の仕方などの具体的な指導の改善に取り組み、「生徒の学習改善」を促す授業改善を図る。
ウ ICTの活用をはじめ多様な指導手法を取り入れ、学習意欲を喚起し学習内容の理解を深めるわかりやすい授業づくりに取り組み、学力の伸長を図る。

(3)生徒理解に努め、安心・安全な学校生活を送れる環境を構築するとともに、特別活動や部活動等を通して仲間と協力して目標達成に向かう意欲と態度の育成を図る。(生徒指導)
【具体的目標】
ア 関係者の連携ときめ細かな支援の充実を図り、中途での転・退学の防止に努める。
イ 対話を生徒理解の重要な手がかりとして捉えるとともに、二者面談等の充実を図る。
ウ 生徒が心身の健康を維持し、溌剌とした学校生活を送れるよう支援する。

(4)生徒が自らの力で生き方を選択できるよう必要な資質・能力を身に付け、生徒が自分らしい生き方の実現を図るための支援を行う。(進路指導)
【具体的目標】
ア 生徒の進路意識を高揚するような情報及び機会を積極的に提供し、生徒が進路について主体的に考える態度を育成する。
イ 生徒の将来のキャリア形成に係る学力向上やキャリアデザイン等の進路課題解決に向けての支援を行う。
ウ NEWセサミプランについて、より「探究」にふさわしい内容への検討を進める。

(5)「英語を学びたい」という積極的な姿勢をさらに伸ばし、英語学習の背景にある文化に対する理解を深め、視野を広げ、国際感覚を養うことによりグローバル人材の育成を図る。(英語科)
【具体的目標】
ア 3年間をとおして英語科の生徒全員がCEFRのB1レベル相当またはそれ以上英語力を身に付けることを目標とする。
イ 英語科における行事やネイティブ英語教員等の人材を積極的に活用しながら、必要な英語力と国際感覚を身に付けた人材の育成を図る。
ウ 海外の学校や機関等との交流について、より発展的な内容となるよう充実を図る。

*CEFR(外国語学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠)のB1レベル(自立した言語使用者)
仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいての事態に対応することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。





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